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フレイルと認知症について

フレイルと認知症について|武蔵砂川駅|内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

2026年1月13日

こんにちは、ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川、院長の星野達哉です。

フレイルという言葉をご存じでしょうか?最近テレビやSNSなどで耳にされた方もいらっしゃると思います。今日は、フレイルと認知症のかかわりについてご紹介しようと思います。

フレイルってどんな状態?

フレイルは、元気な状態と要介護状態の「中間」にあたる虚弱な状態を指します。

次のような変化が重なってくると、フレイルのサインと考えられます。

体重が減ってきた(やせてきた)

歩く速度が遅くなった、すぐ疲れる

外出がおっくうになり、家にいる時間が増えた

「なんとなく元気が出ない」「気力がわかない」ことが多い

フレイルの大きな特徴は、「放っておくと要介護や認知症につながりやすい一方で、早めに気づいて対策すれば、元気な状態に戻る可能性がある」という点です。

認知症とのつながり

フレイルと認知症は、お互いに影響し合う関係にあります。

フレイルになる

→ 歩くのが大変になり外出が減る

→ 人と話す機会や刺激が減る

→ 脳への刺激が少なくなり、物忘れや認知機能低下につながりやすくなる

物忘れや認知機能低下が進む

→ 段取りが大変になり、出かける・運動するのが面倒になる

→ 体を動かさなくなり、筋力低下・転倒・骨折などからフレイルが進む

このような「悪循環」をいかに早く断ち切るかが、とても重要なポイントです。

「コグニティブフレイル」という要注意サイン

最近は、

「身体のフレイル」+「軽い物忘れ(軽度の認知機能低下)」

が一緒に見られる状態を「コグニティブフレイル」と呼び、要注意のサインと考えています。

まだ認知症ではありませんが、そのままにしておくと認知症や要介護状態に進むリスクが高いことが分かってきました。

この段階で生活習慣やリハビリに取り組むことで、進行を遅らせたり、状態を改善できる可能性があります。

今日からできるフレイル・認知症予防

フレイルと認知症の両方に共通して大切なのは、「食事」「運動」「人とのつながり」の3つです。

食事(栄養)

肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質をしっかり摂る

体重が急に減っていないか、ときどきチェックする

運動(体を動かすこと)

毎日少しでも歩く、階段を使うなど、できる範囲でこまめに動く

いすからの立ち座りや軽いスクワットなど、簡単な筋トレを取り入れる

人とのつながり(社会参加)

近所への買い物や地域の集まり、趣味の会などにできる範囲で参加する

家族や友人、近所の方と「顔を合わせて話す」機会を意識的につくる

これらは、専門的なリハビリだけでなく、日常生活の少しの工夫から始めることができます。

気になるサインがあればご相談を

「最近、歩くのが遅くなった」「外出が減ってきた」「物忘れが増えた気がする」――こうした変化が続くときは、一度ご相談ください。 早い段階でフレイルや認知機能の変化を確認し、運動・栄養・お薬・リハビリ・地域資源の活用など、その方に合った対策をご一緒に考えていきます。

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