片頭痛と「食事・嗜好品」の意外な関係〜食べて防ぐ、控えて和らげる頭痛ケアのヒント〜|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

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片頭痛と「食事・嗜好品」の意外な関係〜食べて防ぐ、控えて和らげる頭痛ケアのヒント〜

片頭痛と「食事・嗜好品」の意外な関係〜食べて防ぐ、控えて和らげる頭痛ケアのヒント〜|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

2026年2月18日


こんにちは、ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川 院長の星野達哉です。
「天気が悪い日や仕事の合間に、急に頭がズキズキする…」 片頭痛にお悩みの方の中には、日々の飲み物や食べ物がきっかけ(トリガー)となって発作が起きているケースが少なくありません。
今回は、脳の血管を刺激しやすい「注意すべき嗜好品」と、逆に痛みを和らげる助けとなる「積極的に摂りたい栄養素」について詳しく解説します。

1. 注意したい「血管を刺激する」食べ物・飲み物
片頭痛は、脳の血管が急激に拡張することで起こります。特定の食品に含まれる成分が、この血管の動きに影響を与えます。
アルコール(特に赤ワイン) お酒は血管を広げる作用がありますが、特に赤ワインに含まれる「チラミン」や「ポリフェノール」は、血管を強く刺激し、激しい頭痛を誘発しやすいことで知られています。
熟成・加工食品(チーズ、ハム、ソーセージ) 熟成チーズに含まれる「チラミン」や、加工肉の防腐剤として使われる「亜硝酸ナトリウム」は、血管を収縮・拡張させる働きがあり、数時間後に頭痛を招くことがあります。
カフェイン(コーヒー・紅茶) カフェインは血管を収縮させるため、痛みの引き始めには有効ですが、毎日大量に摂ると「カフェイン切れ」の際に血管がリバウンドで拡張し、かえって強い頭痛(カフェイン離脱頭痛)を引き起こします。1日1〜2杯を、決まった時間に楽しむのがコツです。

2. 積極的に摂りたい!頭痛に強い体をつくる栄養素
一方で、日々の食事に取り入れることで、脳の興奮を鎮めたり、代謝をスムーズにしたりして、頭痛の頻度を減らしてくれる成分もあります。
■ マグネシウム(脳の興奮を鎮める)
血管の収縮を抑え、神経の過剰な興奮を和らげる働きがあります。片頭痛をお持ちの方は不足しがちな栄養素です。
おすすめ食材: 海藻類(わかめ・ひじき・あおさ)、ナッツ類(アーモンド)、大豆製品(納豆・豆腐)
■ ビタミンB2(脳のエネルギー代謝を助ける)
脳のエネルギー不足を防ぎ、刺激に対して過敏にならない体をつくります。
おすすめ食材: 卵、乳製品(ヨーグルト)、レバー、ほうれん草、うなぎ

3. 食習慣で気をつけたい「2つのポイント」
「何を食べるか」と同じくらい、「どう食べるか」も重要です。
空腹を避ける 食事を抜いて血糖値が下がると、脳がエネルギー不足を感じて血管を拡張させます。「朝食を抜く」「過度なダイエット」は頭痛の引き金になりやすいので注意しましょう。
こまめな水分補給 水分が不足して血流が悪くなると頭痛が悪化します。一度にたくさん飲むのではなく、コップ1杯の水を1日数回に分けて飲む習慣をつけましょう。

大切なのは「自分のトリガー」を知ること
これらの食品すべてを我慢する必要はありません。人によって「ワインはダメだけどチョコは平気」といった個人差があるからです。
まずは「頭痛日記」をつけて、頭痛が起きた数時間前に何を食べたか記録してみましょう。自分のパターンが見えてくれば、過度に怖がることなく嗜好品と上手に付き合えるようになります。
当院からのメッセージ 「食事に気をつけても頭痛が治まらない」「自分に合った予防法を知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。お薬による治療だけでなく、ライフスタイルに合わせた具体的なアドバイスで、頭痛に振り回されない毎日をサポートいたします。

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