ACPとSDM ―自分らしい医療を選ぶために|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

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ACPとSDM ―自分らしい医療を選ぶために

ACPとSDM ―自分らしい医療を選ぶために|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

2026年3月20日

近年、医療の現場で大切にされている考え方に

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
SDM(シェアード・ディシジョン・メイキング) があります。
どちらも「患者さん中心の医療」を実現するための大切な考え方です。

ACP(Advance Care Planning)とは、将来の医療やケアについて、あらかじめ家族や医療者と話し合っておく取り組みのことです。病気や高齢により、自分の意思を伝えられなくなる可能性は誰にでもあります。

どのような治療を望むのか
延命治療についてどう考えるか
どこで療養したいか
誰に自分の意思を託したいか
こうしたことを元気なうちから考え、共有しておくことがACPです。
重要なのは、一度決めたら終わりではないということです。
体調や環境、価値観の変化に応じて、繰り返し話し合うことが大切です。

SDM(Shared Decision Making)とは、患者さんと医療者が情報を共有し、話し合いながら治療方針を決めるプロセスです。医療には複数の選択肢があることが少なくありません。

手術か保存的治療か
入院か在宅療養か
積極的治療を続けるか、症状緩和を中心にするか

医学的な説明を受けたうえで、患者さん自身の価値観や生活背景を踏まえて、一緒に納得できる選択を行うことがSDMです。「医師が決める医療」ではなく、「ともに考え、ともに決める医療」を目指します。

ACPとSDMの関係
ACPは「将来への備え」、SDMは「その時々の選択」。
両者は別の概念ですが、共通しているのは
本人の価値観を尊重する医療であることです。
ACPで大切にしてきた価値観は、実際の治療選択(SDM)の場面で大きな支えとなります。

在宅医療における重要性
通院が困難になった場合や、慢性疾患が進行した場合、自宅で療養するという選択肢があります。
在宅医療では、

どこで過ごしたいか
どのような医療を希望するか
最期をどのように迎えたいか

といったテーマを丁寧に話し合いながら支援していきます。
ACPとSDMは、自宅での療養や看取りを考えるうえでも重要な基盤となります。
まずは話し合うことから…
特別な準備は必要ありません。
「もしものとき、どうしたいと思う?」
そんな問いを家族と共有することが、第一歩です。
私たちは、患者さんとご家族が納得して選択できる医療を大切にしています。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。医療は「治す」だけのものではなく、その人らしく生きることを支えるものでもあります。

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