大人になってからの花粉症?成人発症について|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

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大人になってからの花粉症?成人発症について

大人になってからの花粉症?成人発症について|立川・武蔵村山の頭痛診療・内科|ほしの脳神経・整形外科・在宅クリニック立川

2026年3月20日

「今まで花粉症じゃなかったのに、急に症状が出てきた」という方、多くありませんか?
このようなご相談は、外来でもとても多く見られます。花粉症は子どもの病気と思われがちですが、成人になってから発症することは珍しくありません。

成人発症はなぜ起こるのか?

花粉症は、体の免疫反応が関係しています。

花粉に長年さらされることで、体内にIgE抗体が少しずつ蓄積し、
あるタイミングで「症状が出るレベル」を超えると発症します。
つまり、ある日突然発症したように見えて、実際には長年の積み重ねによるものなのです。

① 感作(蓄積)がある日しきい値を超える
・花粉に長年さらされる
・体内でIgE抗体が徐々に増える
・ある日「症状が出る閾値」を超える
➡これが「突然発症した」ように見える正体です

② 生活環境の変化
・引っ越し(スギ・ヒノキの多い地域へ)
・通勤・屋外活動の増加
・マスク習慣の変化(コロナ後など)
➡花粉暴露量が増えると発症しやすくなります

③ 免疫バランスの変化
・加齢
・ストレス
・睡眠不足
・腸内環境の変化
➡免疫のバランスが崩れるとアレルギーが顕在化

④ 妊娠・ホルモン変化
・妊娠・出産後に発症する例もあり
・女性ホルモンと免疫の関係が影響

発症のきっかけとなる要因

成人発症には、以下のような要因が関係すると考えられています。
・引っ越しや職場環境の変化(花粉量の増加)
・ストレスや睡眠不足
・加齢による免疫バランスの変化
・妊娠・出産などのホルモン変化
これらが重なることで、これまで症状がなかった方でも発症することがあります。

成人発症の特徴

✔ 症状
・くしゃみ
・水様性鼻汁
・鼻閉
・目のかゆみ・充血
子どもとほぼ同じですが、
成人では仕事や生活への影響が大きいのが特徴です

✔ 発症年齢
20〜40代でも普通に発症
50代以降でも新規発症あり
「今まで大丈夫だった」は全く安心材料にならない

治療について

花粉症は適切な治療で、症状をしっかりコントロールすることができます。
● 薬物療法
・抗ヒスタミン薬(内服)
・点鼻ステロイド薬
・点眼薬
特に点鼻ステロイド薬は効果が高く、治療の中心となります。

● 初期療法
花粉が飛び始める前から治療を開始することで、
シーズン中の症状を軽く抑えることができます。

● 舌下免疫療法
スギ花粉やダニに対して、体質改善を目指す治療です。専門医のいる医療機関への受診をお勧めします。
数年単位で継続する必要がありますが、長期的な効果が期待できます。

最後に…

花粉症は、誰でも発症する可能性のある身近な疾患です。
「これまで大丈夫だったから」と我慢せず、症状が気になる場合は早めにご相談ください。
適切な治療を行うことで、日常生活の質を大きく改善することができます。

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